注目 万博で話題!”心筋細胞シート”。大阪・関西万博の来場者数は1500万人を突破。iPS細胞から作成された心筋細胞シートが注目されている。このシートを弱った心臓に貼り、機能回復に役立てるという。現在、厚生労働省に製造・販売の承認申請を行っていて、iPS細胞を使った世界初の治療法となる可能性がある。大阪大学の澤芳樹特任教授に聞く。心臓血管外科のトップランナーだという。ノーベル生理学・医学賞受賞の山中伸弥教授と協力し、10年以上かけて開発してきたという。簡易ベッドが澤教授の部屋にある。研究室では心筋細胞シートの基となる心臓の筋肉の細胞が作られている。作業は繊細。心筋細胞シートはなぜ動くのか。