養殖カキ生産量1位の広島県で今シーズン全体の約9割のカキが死滅していた生産者がいるほどの歴史的不漁。さらに被害は瀬戸内海沿岸の他の場所でも。岡山県では4~5割、兵庫県では約8割の可能性でカキが死滅しているという。都内で広島県産のカキを扱うお店でも影響が出ている。仕入れ先は去年まで広島県産を使っていたが、今年は香川県産を使用。その影響で今年はカキ料理の数も約半分にして対応している。歴史的不漁について、近畿大学・有路昌彦教授は「過去と比較すると異常な高水温だったのが一番の原因ではないか」と話した。こうした異例の事態を受け、きのう鈴木憲和農水相が深刻な被害が出ている東広島市安芸津町のカキ養殖場を視察。視察後、鈴木農水相は湯崎広島県知事らから国の財政支援を求める要望書を受け取った。
