中国では春節を迎えている。北京・東城区にある胡同(フートン)の民家を取材。中国では、春節に家族でテーブルを囲んで餃子を作るのが過ごし方のひとつ。一部のギョーザにはコインを入れていて、その餃子を食べるとその年は縁起がいいとされている。またお金が余る、あるいは気持ちに余裕がある1年になってほしいと願って、春節には魚を食べるという。中国のお年玉は、真っ赤な封筒に新札を入れて渡すのが伝統。かつては2100円が一般的だったが、物価高でお年玉も値上がりしていて、約1万円前後が一般的だという。伝統を重んじ春節を祝う社会的な風習は、先月ユネスコの無形文化財にも登録された。