- 出演者
- 石塚英彦 狩野恵里 宮川一朗太
オープニング映像。
ゲストは宮川一朗太。今日の特集はニッポンの涼を生む職人たちの物語。
宮川一朗太が「扇子工房まつ井」を訪れた。松井さんは無形文化財の保持者。京扇子は平安時代に貴族が使う格式の高い道具だった。江戸時代、涼をとる道具として庶民の間で江戸扇子が広がった。京扇子に比べ骨数が少なく色合いもシンプルなのが特徴。扇子作りは3枚重ねにした和紙の中央に隙間を作り骨組みを差し込む繊細な作業。
宮川が折りの作業を体験したが所々にズレができた。松井さんは通常の扇子以外にも噺家が使う高座扇など特注品も製作している。体格に合わせて扇子の大きさを変えているという。松井さんの作る江戸扇子は「アンテナショップ エドマチ」で販売されている。サラリーマン経験があるという松井さんは自分のペースで作業ができる扇子作りが性に合っていると思いこの世界に飛び込んだ。それから50年以上に渡り伝統と技術を紡いできた。
宮川一朗太は「山内商店」を訪れた。昔ながらの手作り寒天の店。ショーケースには全4種類のところてんがずらりと並ぶ。宮川はところてんを試食し「のど越しが爽やか」などとコメント。先代から受け継ぐこだわりは飴色の寒天。温度や時間によって硬さや弾力に影響が出るためバランスを見極めることで程よい弾力とのど越しの良い飴色の寒天が出来上がる。ところてん以外にもあんみつなども販売している。
宮川一朗太は「篠原まるよし風鈴」を訪れた。江戸風鈴は鳴り口をあえてギザギザにすることで風が弱くても音が鳴るのが特徴。さらにガラスの内側から絵柄を描いている。内側に絵付けすることで色の劣化を防ぎガラスのツヤが生きる。一つ一つ手作りのため同じ音色はないという。二代目・篠原さんは先代の父から25歳で店を引き継ぎ、繁忙期となる今の時期は1日150個の風鈴を1人で製作している。
宮川が人生初の風鈴作りに挑戦したが1回目は失敗。2回目はアシスト付きで成功した。吹き加減と素早さを絶妙なバランスで作り上げる必要がある。薄いと割れやすく厚いと響かないため全体の厚さを均一にすることが重要で、まだまだ模索の日々だという。店の本家は約100年の歴史を持つ「篠原風鈴本舗」。約30年前に父が独立し店を立ち上げたという。アルバイト感覚で手伝いをしていた篠原さんは当時は本腰ではなかったが、自分の風鈴作りでも喜んでくれる人がいることが家業を継ぐと決めた瞬間だった。
石塚英彦は「職人さんのベースになっているのは人の笑顔なんですね」などと話した。
きょうは東海地方で梅雨明けが発表された。関東甲信も梅雨明け間近。向こう3ヶ月の平均気温は全国的に平年より高い見込み。熱中症に特に注意が必要な時期は5月暑い日・梅雨の晴れ間・梅雨明け・お盆明け。熱中症予防のポイントは体調管理、室温は28℃以下、時間を決めて水分補給。部屋の温度を早く下げる方法はサーキュレーターを併用して室内の熱気を逃しエアコンの効率をアップさせる。
気象情報を伝えた。
モリリン 遮熱帽子 コカゲルの通販情報。被ると体感が約マイナス10℃になる帽子。紫外線も99%カットする。お求めは電話0120-441-222、もしくは「ジャパネット」で検索。
帝人アクシア サラッとドライスマートポロシャツの通販情報。紺色、灰色、水色。3色。テイジン独自の高機能素材トリプルドライカラットで吸水&速乾性に優れている。問い合わせは電話0120-441-222、またはジャパネットのサイトにて。
よじごじDaysの次回予告。
今日の特集を振り返り、宮川一朗太は「3方とも父を超えたいという思いが感じられた」などと話した。