パラグアイで開かれているユネスコ国連教育科学文化機関の政府間委員会は4日、日本酒や焼酎・泡盛などの伝統的酒造りを無形文化遺産に登録することを決めた。こうじ菌を使い蒸した米や麦などを発酵させる日本古来の技術。日本からの登録は歌舞伎・和食・能楽・風流踊などに次ぐ23件目。日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会・小西会長は「正月にはユネスコの無形文化遺産に登録された伝統的酒造りの酒で乾杯しようと思って頂けると非常に嬉しく思う」などコメントした。日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会は「日本の若者に日本酒や焼酎、泡盛をアピールするきっかけになるのではないか」など期待を寄せている。