ナーダムに参加された天皇皇后両陛下。これは日本とモンゴルにとって大きな意味があるという。ナーダムは、一説にはチンギス・ハーンが1206年に即位しモンゴル帝国の建国記念として開催されたのが始まりとされている。2010年にはユネスコ無形文化遺産に登録。スポーツの祭典として、モンゴルにとってとても大切な国民行事。ナーダムに天皇皇后両陛下が招待された経緯は今から3年前、モンゴルの大統領夫妻が来日した際に「ナーダム」への参加などモンゴルへ招待していたという。ナーダムに外国のゲストが招かれるのは稀で、モンゴル側の両陛下や日本に対する友好の表れとされている。ナーダムは今日も開催され、天皇陛下は競馬を観戦された。日本とは大きく異なり、馬に乗るのは6~12歳の子どもたちで、馬の年齢によって違うが15km~30kmの長距離で争われる。天皇皇后両陛下は明日帰国予定。