熊本市にある鶴屋百貨店。そのお目当てはこの日オープンした店で店内にはアパレルを中心に幅広いラインナップの商品が並ぶ。薬用杏仁オイルは年齢肌から来る乾燥を潤す、累計44万本を売った大ヒット商品。さらにヘアマニキュアトリートメントは年間9万本売れた。また痛くなりにくいという靴の試し履きが行われていたが横にファスナーがあり履くのも脱ぐのも楽という優れもの。この店の名前はハルメク。客には共通点があり、殆どが同じ雑誌の読者で、ハルメクは女性向け雑誌を出版し、書店には置いていない年間購読料7800円で女性誌で日本一の販売部数に。出版不況の中でも部数は伸びている。人気の被ミルは50代以上の女性が知りたい情報が掲載していること。他の雑誌で定番の節約術も、ハルメクなら、セールは年中あるが春と夏の決算期と具体的に教えてくれる。さらに雑誌に同封されているのが通販カタログ。ハルメクは雑誌を入口にして物販にもつなげるビジネスモデルで成長している。熊本の店も物販事業の一つで、現在こうした自店舗を全国に18店舗展開。