先月15日、熊本市のマンションの敷地内で頭に落下物が直撃し男性が重傷を負った。警察は当時殺人未遂の疑いもあるとして捜査していたが、男性の頭に当たったのが泥団子と判明。そして、マンションに住む小学生の男子児童が11階から投げたことがわかった。泥団子は大人の拳ほどの大きさで陶器ほどの硬さがあったという。当時、男性はマンションの駐車車でバイクを洗っていた。すると1つ目の泥団子が男性の足もとに落下し破裂。その直後2つ目が男性の頭に直撃した。マンションから約20mの距離には川が流れていて、男子児童は「駐車場の先にある川に向かって投げたが届かなかった」など話しているという。男子児童は現場検証もしていた警察官や男性にも水をかけたとみられていて、警察は児童相談所に通告している。重傷を負った男性は男子児童の母親から謝罪したいと連絡があったことを明かした上で「現在も後遺症に悩んでいて許すことはできないが子どもがやったことと考えると複雑な気持ち」と話している。