ととのい処 ゑびすやの元村さんは長崎・雲仙市小浜町出身で、卒業後は長崎市の病院に勤務していたが地元が廃れることを受けて小浜町へと戻ることを決意した。貯金と融資で約3500万円を確保し、恵美須屋という旅館をリニューアルした。具体的な計画も持っていなかったが、同級生で建築士の馬場さんから宿だと競合してしまうので複合施設を目指すべきと指南を受けた。さらに、同級生の設計士やウェブデザイナーもここに集まり、購入から半年で新たな施設へと生まれ変わった。元村さんによると、完成度は2割程度だといい、温泉やヨガスペース、夕日を望むサウナなどを設置するプランを立てているという。その一方で旅館に残っていたホットカーラーなどのアイテムも活用したいという。