選挙戦最終日の夜、大都会の一角に集まった2万人もの聴衆。爆発的な躍進を見せた参政党。今回の選挙戦、「日本人ファースト」をかかげ47都道府県全てを回った神谷代表。日を追うごとに聴衆は増え、熱狂は加速していった。さらに共感を呼ぶという演説。本人も手応えを感じていた。神谷代表は「一種の大道芸。台本も用意しない、環境・天候・時事ネタを入れて話すからおもしろいらしい」などと述べた。ただ、いきすぎるとふざけた話と切り取られて怒られるという。選挙中、神谷代表のもとには差別発言や虚偽の発言があったとして、自治体などから抗議が相次ぎ物議を醸した。熱狂とともに分断の兆しも。最後の演説も大荒れに。今回で大躍進を遂げた参政党。選挙戦を振り返り神谷代表は、「こんなにも多くの支持をいただける想定ではなかった。発言が切り取られたり叩かれることが結構あった。逆に党員たちの心に火を付けた」などと述べた。与党入りについて、どこと組むというより政策で、減税・積極財政・外国人の問題などを一緒にやろうというところと組んでいきたい」などと述べた。