2週間前の今月11日、記録的な大雨で熊本県内の7つの市と町に大雨特別警報が相次いで発表された。これまでに4人が死亡し、1人が行方不明となっている。住宅への被害は全壊が9棟、半壊が57棟、床上浸水が2298棟、床下浸水が2921棟発生している。バス約40代が浸水被害にあった八代市のバス会社ではほかの営業所からバスを借りて一部路線で運転していたが、浸水した一部のバスの修理・点検が終了し、今日からそのバスを使った運行が再開された。熊本県内の農林水産関係の被害額は20日時点で151億円余とされる。被害の実態把握とともに、生活・インフラ再建に向けきめ細かい支援が喫緊の課題になっている。