「町で愛されてます!名物定食で人気の店」第7弾。埼玉県熊谷市、JR熊谷駅から車で約7分の所にある創業44年の大衆食堂「百万石食堂」を紹介。40種類以上あるメニューの中でも、百万石といえばこれとお客さんが口をそろえるのが「もつ煮定食」。お客さんの半数以上がこれ目当てだという。中田は「モツが柔らかい。しょうゆとみその香りがふわ~っと香る味付けで、結構ピリ辛」などとコメントした。モツ煮は、ラードで炒めた野菜にモツ煮のタレで味付けし、最後にモツ煮を乗せた「モツ野菜炒め定食」でも楽しめる。中田は「とろっとしたモツにシャキシャキの野菜の食感がたまらない。モツ煮単体よりあっさりした印象」などとコメントした。このおふくろの味を作るのは店主の加賀崎翔也さん24歳。もつ煮は完成まで2日をかける。豚の大腸を一口大に切り、魚介・鶏ガラがベースのラーメンスープをコンニャクを加えた大鍋にたっぷり注ぎ、醤油や白味噌などで味付けして煮込む。90分ほど煮込んだら一晩寝かして味を染み込ませる。もう一度約40分煮込んだら完成。
創業以来44年愛されるおふくろの味を生み出したのが翔也さんの祖母、78歳の美津江さん。もともとは夫の正勝さんとこの店の近くで酒類などの卸業を営んでいた。しかし上越新幹線の開業が決定、立ち退きエリアだったことから卸業をたたみ、移転。44年前この食堂を開いた。8年後夫を病気で亡くすも親戚の恵美子さんや、パートさんたちに助けられ店を続けてきた。しかし、翔也さんは「祖母の体がしんどそうだと思う部分が増えてきた」などとして、美津江さんに後継ぎの話を持ってきたという。翔也さんは「大学1年生のときに人生の選択じゃないが、そのときに家族でやってきたこの家業を継ごうっていうふうに思った」と話した。教師を目指していたが、大学を中退しイタリアンレストランで修業を始めた。料理の腕を磨くこと2年半、店へ戻り、美津江さん流のもつ煮を受け継ぎ、百万石食堂の主となった。それを機に「世界一のもつ煮」という看板を掲げた。翔也さんはもつ煮の味を引き継ぐにあたり、1つだけ引き算をした。それが味のベースとなるラーメンスープ。それまで入れていた野菜をやめ、だしは魚介と鶏がらのみにし、おばあちゃんの味付けがより際立つようにしたという。
創業以来44年愛されるおふくろの味を生み出したのが翔也さんの祖母、78歳の美津江さん。もともとは夫の正勝さんとこの店の近くで酒類などの卸業を営んでいた。しかし上越新幹線の開業が決定、立ち退きエリアだったことから卸業をたたみ、移転。44年前この食堂を開いた。8年後夫を病気で亡くすも親戚の恵美子さんや、パートさんたちに助けられ店を続けてきた。しかし、翔也さんは「祖母の体がしんどそうだと思う部分が増えてきた」などとして、美津江さんに後継ぎの話を持ってきたという。翔也さんは「大学1年生のときに人生の選択じゃないが、そのときに家族でやってきたこの家業を継ごうっていうふうに思った」と話した。教師を目指していたが、大学を中退しイタリアンレストランで修業を始めた。料理の腕を磨くこと2年半、店へ戻り、美津江さん流のもつ煮を受け継ぎ、百万石食堂の主となった。それを機に「世界一のもつ煮」という看板を掲げた。翔也さんはもつ煮の味を引き継ぐにあたり、1つだけ引き算をした。それが味のベースとなるラーメンスープ。それまで入れていた野菜をやめ、だしは魚介と鶏がらのみにし、おばあちゃんの味付けがより際立つようにしたという。
住所: 埼玉県熊谷市