東京都心は午後1時半までに36.3℃を記録。2日連続の猛暑日で今年一番の暑さに。今年初の熱中症警戒アラートが発表されている大阪。きょうで8日連続の猛暑日となり、大阪市内は38℃、枚方市では38.6℃に。町行く人の体力を奪う猛暑だが、暑さが家計の見方となるイベントも。今月10日から京阪百貨店の食品フロアで開催されている「猛暑日サービス」。気象庁が発表する翌日の予想最高気温が35℃以上の場合はいろんな商品がお買い得に。対象は肉・魚・惣菜など多種多様。猛暑日にならなくても前日の予想が35℃以上ならOK。今月10日の開始以来すでに14回実施。一方で子どもたちが打ち水で涼を取っているのは”暑い街”としておなじみの岐阜・多治見市。午後1時半までに38.2℃を記録し、9日連続の猛暑日に。福岡・久留米市では午後1時までの最高気温が36.5℃。10日連続で猛暑日が続いている。本来なら今が旬のとうもろこし畑を訪ねると身の一部が大きく変色。通常は先端まで皮で覆われるが、今年は多くが生育不良を起こし茶色く変色。今年の梅雨明けが観測史上最速だったとみられる九州北部では7月の降水量が平年の約3割に。雨不足と猛暑の影響で野菜が生育不良を起こす高温障害が各地で発生。水不足で野菜の値段が上がることが考えられるという。富山県では早月川の水位がきょう現在「ゼロ」。連日の猛暑に加え、今月の降雨量が平年の1割以下と深刻な雨不足が続き、ため池や用水路でも水位が低下。新潟・上越市でも深刻な水不足が続いている。先週取材した際、水が足りずに大きくひび割れていた田んぼ。きょう改めて訪れてみると枯れ始めていた。この1週間でも雨は降らず、まとまった雨は約1か月降っていない。ため池から水を引いても猛暑ですぐに干上がり、別の農家も使っているため十分な量ではないという。市内の正善寺ダムは1週間前から貯水率を下げて13.3%に。市は一部地域の住民に40%の節水を呼びかけている。一方で沖縄の西の海上を進む台風8号、小笠原近海を北上し関東に接近する恐れもある台風9号。ダブル台風の今後の影響は。