高知労働局は建設現場などで熱中症を予防しようと、きょう県建設業協会を訪れ対策の徹底を要請した。高知市の県建設業協会を訪れたのは高知労働局・菊池宏二局長で國藤浩史会長に対し、熱中症の対策を呼びかける要請書を手渡した。要請では建設現場で冷房を備えた休憩場所を確保しておくことや、作業員に通気性のよい服装を準備してもらうほか、熱中症の危険度を示す暑さ指数計を備えることなどを求めている。高知労働局によると去年1年間県内で仕事中に熱中症になった人は48人で建設業だけでなく、製造業や運送業といった業種も多かったという。