約400年前から岐阜。郡上市に伝わる“郡上おどり”。毎年7月から9月にかけて行われる夏の風物詩。おとといから始まったのは最大の盛り上がりをみせる“徹夜おどり”。全国から踊り手が集まり、お盆の4日間開催(今年は今月13日〜16日の開催)。約6時間踊り続けた男性の手ぬぐいを絞ると大量の汗が。日付が変わった午前0時、気温は26.0℃。踊る人たちをサーモカメラで見てみると赤い部分が目立つ。この日、おどりの会場に集まったのは見学者も含め約6万4000人。高齢者も多い中、運営側が対策に追われているのは深夜でも必要な暑さ対策。こまめに水分補給したり、町を流れる川に足を付けて体温を下げるなどしていた。運営側によると、今年はまだ熱中症で搬送された人は出ていないという。