商店街の店や旅館が閉じ、街は活気を失い、熱海の宿泊客数は年間149万人まで減少。しかし、コロナが落ち着いてきた時、昭和レトロブームが。昔ながらの食品サンプルや射的など昭和レトロな雰囲気がSNS映えすることから若者世代に大バズり。昭和レトロブームの代表となったのがバブル時代には豪華絢爛な造りで熱海の象徴と言われたものの時代の変化とともに古さともなってしまっていたホテルニューアカオ。コロナで閉館に追い込まれたが、昭和の雰囲気が昭和レトロブームに乗り大復活。さらに商店街は増えた若者客を取り入れようと話題のスイーツ店が次々オープン。熱海海上花火大会も再開し昨年はたくさんの方が訪れた。映える熱海効果で2024年には宿泊客数306万人まで回復。ほぼコロナ前の数字を取り戻した。しかし、熱海はさらに先を見ている。今度は国内外の富裕層の取り込みにも力を入れている。貴島は「フィルムカメラ持って遊びに行きたい」と話した。
住所: 静岡県熱海市田原本町9-1