群馬・片品村で出張修理を終えた翌朝。10代、20代の時に遊んでいた友人から連絡があった。近くでペンションをしていて直してほしいものがあるということで、寄ってみることに。白井宏明さんと今井和美さんはアマチュア無線がきっかけで仲良くなった。直して欲しいものはオープンリールのテープレコーダー。テープレコーダーには祖父の声が記録されている可能性があるという。電池ケースを開けると電池は液漏れをおこし固まっていた。1時間かけ電池ケースを綺麗にした。次に機会を分解し内部を確認。ゴムベルトは、伸びていたので交換が必要。コンデンサも取り替える必要があるという。持って帰って修理することになった。帰りに秋葉原に寄り部品を調達した。
2日後、自宅に戻り、修理開始。まずは電池ケースの部品を取り替えた。次にコンデンサを交換していく。作業開始から1時間半、15個ほどのコンデンサを付け替えた。最後にゴムを取り付ければテストができるように。電池を入れるとモーターとリールが回った。最後にスピーカーから音が出るかを確認。テープをいれると、見事、音がなった。テープの中身は祖父の声ではなく民謡だった。今井さんは白井宏明さんにテープレコーダーを届けた。残されたテープは民謡ではなく、祖母が演奏する三味線を録音したものだった。さらに、祖父の笑い声も入っていた。
2日後、自宅に戻り、修理開始。まずは電池ケースの部品を取り替えた。次にコンデンサを交換していく。作業開始から1時間半、15個ほどのコンデンサを付け替えた。最後にゴムを取り付ければテストができるように。電池を入れるとモーターとリールが回った。最後にスピーカーから音が出るかを確認。テープをいれると、見事、音がなった。テープの中身は祖父の声ではなく民謡だった。今井さんは白井宏明さんにテープレコーダーを届けた。残されたテープは民謡ではなく、祖母が演奏する三味線を録音したものだった。さらに、祖父の笑い声も入っていた。