東京・江東区にある「JKK東京南砂住宅」。1970年代に作られた大型団地で、約4000世帯が暮らしている。団地の一角にある「ガハハビール」は2017年に開店した飲食店。看板メニューは「牛バラ肉ビール煮」。ビールで長時間煮込み、赤味噌で味付けした牛バラ肉は口の中でとろけ肉の旨味が溢れる。この店は8年前に江東区で初めて団地の空き店舗にビールの醸造所をオープンし、クラフトビールを約10種類製造。人気なのは「ダンチエール」で、苦味と苦味のバランスが程よく飲みやすいという。店には玉ねぎベースの特製ダレで炒めた「トンテキ」などビールに合うメニューも充実している。団地での開業メリットは礼金・更新手数料が不要など初期費用が安いこと。また、客との距離が近いという団地ならではのメリットもあるという。