牛カツとは、薄くのばした牛肉にパン粉をつけてバターで焼くフランス料理がもとと言われている。日本に伝来したのは明治初期。牛肉文化が根付いた関西エリアでは、日常的に食べられていた。約10年前、東京に空前の牛カツブームが到来。専門店が続々とオープン。次第に牛カツの魅力は全国へ広まった。ブームの火付け役となったのは、全国に約60店舗を展開する「京都勝牛」。牛サーロイン、ロース、タンなどをミディアムレアに揚げ、わさびじょうゆ、温泉卵、カレーソースなどで味わうスタイル。牛カツは新たな日本食文化となっている。東京・新宿「Ark Lounge」では背徳感満載の「牛レアカツのボルケーノパスタ」を販売。溢れるチーズの上に厚さ約2センチの牛レアカツが4切れ乗っている。中にはモチモチのミートパスタ、溢れんばかりのチーズが入っている。