高知県のポツンと一軒家の主、佳洋さんに話を聞いた。佳洋さんが搾乳をしていると四女の鈴奈さんが帰宅。子牛のミルク、妻の喜美子さんは搾乳を手伝った。搾乳を終えると牛たちは牛舎から出ていった。週末になると寮生活を送る中2の三女、麗奈さんが帰ってくる。高知市内で飲食店を営む両親のもとに生まれた喜美子さんは高校卒業後、東京の美術系短大へ進学。広告デザイナーとして5年間働いたあと25歳のときに高知県に戻り、佳洋さんと出会って29歳で結婚した。牧場の仕事の合間に勉強し、ドッグトレーナーの資格を取得した。捜索隊はコトコト家で殺菌した自家製牛乳を飲ませてもらった。佳洋さんは山地酪農を継続して誰かに残していきたい、できればバターを作りたいと話した。