紅麹のような機能性表示食品は健康の維持や増進に役立つことが期待できえるとされその内容は「脂肪の吸収抑制」から「精神的ストレスの緩和」などまで多岐にわたる。形状も錠剤や食用油などさまざまで脂肪や糖の吸収を和らげるノンアルコールビールもある。民間調査会社の富士経済などによると機能性表示食品の市場規模は平生0年に2153億円だったが令和5年は6865億円に拡大する見込み。消費者庁への届出制で事業者は自らの責任で効能について科学的根拠を示すことが義務付けられているが同庁担当者は審査は一切していないと話す。同種の制度として消費者庁の審査・許可が必要な特定保健用食品が先に設けられたが審査に時間やコストがかかるため規制緩和で誕生した機能性表示食品への切り替えが進んだ。市場規模は令和2年以上機能性表示食品が上回っている。(産経新聞)