最新クマ対策として開発が進んでいるAI搭載カメラ。人里近くにクマ出没。瞬時にAIカメラがクマを察知し大きな音と光を発する。クマは驚いて逃げていった。さらに犬の鳴き声も。14種類の音がランダムで鳴る。人里に近づいていたクマは森の奥へ去っていった。人工知能を搭載したカメラを開発したのは会津大学の齋藤教授。AIにクマの画像を読み込ませているためクマが出没した場合にはすぐ察知できるという。AIカメラが即座に処理することで画像・場所などの情報が近隣住民にメールで届く。クマ出没から最速1分で通知。AIカメラ設置後は周辺で人への被害は出ていないという。児島区長は「地区内で生活している人にとっては映像が送られてきて本当に助かっている」と話した。さらにクマ・イノシシがどの方向に移動したかカメラで追跡する機能も。現在その制度を上げるための研究が進んでいる。齋藤教授は「正直まだまだ頑張らないといけない。検出率を上げるなど一個一個改善していくのが今後の課題」と話した。