バイデン大統領は先月開かれたテレビ討論会で言葉に詰まる場面が目立つなど安定さを欠き、与党民主党の下院議員から撤退を求める声が上がるなど波紋が広がっている。こうした中、4日に放送されたラジオ番組のインタビューで、討論会について「とても悪い夜だった。失敗した」と述べた。その上で、“2020年のようにドナルドトランプに再び打ち勝つ”と述べ、選挙戦を継続する姿勢を強調した。バイデン大統領は4日の独立記念日をイベントで演説するほか、週末にかけ、テレビ局のインタビューや激戦州での演説が予定されていて、討論会で広がった年齢に対する不安を払拭することができるのか注目される。