NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」からおすすめの特集記事を紹介。1999年、埼玉県桶川市で女子大学生がストーカー被害の末に殺害された桶川ストーカー殺人事件。ストーカーへの対応の難しさなどを社会に突きつけるとともに、警察がとった告訴を取り下げるよう求めたりうその書類を作ったりするなどの不適切な対応も大きな問題に。ストーカー規制法が成立する大きなきっかけとなった。父親は事件直後から自らの心情を書き記してきた。同じような事件を二度と繰り返してはならない。父親は事件後自治体の職員などに講演を続けてきた。7年前、京都府警の警察官から「若手に講演をしてほしい」と電話が。これを機に父親は各地の警察でも講演するようになった。父親は「娘は容疑者、警察、メディアによって3度殺された」と話す。父親はメディアに対しても「真の報道のために努力し続けてほしい」と訴えている。