88個の一発ギャグを持つという村上ショージ70歳。先月末、古希記念ライブを開催。村上ショージといえば、伝説のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」で少年時代の貧乏話をネタにしてブレイク。さらに、”スベリ芸”の第一人者として唯一無二の芸人道を突き進んでいる。古希記念ライブの裏側に密着。芸歴48年の思いに迫った。撮影の2日前に70歳の誕生日を迎えたショージは明石家さんまからテレビをプレゼントされていた。ショージは22歳で芸能界入り。当時、関西ですでに売れっ子だったさんまに憧れて芸人になった。芸人人生の大半をさんまと過ごしてきた。ショージはここ数年、舞台出演は300回以上。去年は370回もの舞台をこなした。村上ショージは「基本は”一生懸命やる”。それで”自分が楽しむ”」と話した。今回、自身初の企画を準備している。現在1人暮らしのショージは毎朝、手作り朝食をSNSに投稿。ライブでは即興性を重視しているため、全ての確認はしない。今回初挑戦となる企画のリハーサルだけはしっかり行った。どんな音があるのか本人も知らない。音出しは純烈・酒井一圭が担当。開演直前、ショージに古希記念ライブへの意気込みを聞くと「お客さんが『面白かった!』って言ってくれることが一番の活力になる」と話した。オープニングで会場を温めるのは純烈。ショージがお約束のカットインで会場を盛り上げる。初の企画「音で即興劇」では大ベテランらしくきれいなオチをつけた。最後はお得意の弾き語り。