きょうのテーマは単身高齢者の支援ビジネス。去年、1人で暮らす高齢者世帯は約903万世帯と、過去最多を更新した。こうした中、おひとりさま高齢者に向けた新たなビジネスが広がっている。東京・目黒区にある介護施設。92歳の山田さんは今年1月に夫を亡くし、子どももいない。そんな山田さんを訪ねてきた人と、タクシーに乗って出かけていく。やってきたのは近くの眼科。山田さんが利用するのはおひとりさまの高齢者をサポートしてくれるサービス。生活支援や財産管理、介護施設への入居に必要な身元保証、さらには死亡後の手続きまで担う。フルサポートで費用は143万円から。こうしたおひとりさま高齢者に向けたサービスは、高齢者等終身サポート事業と呼ばれ、全国に400社以上あると言われている。山田さんをサポートしているのが、東京・世田谷区にあるアドバンスライフプランニング。約90人の高齢者をサポートしている。9月下旬、森角社長がやってきたのは都内のマンション。実はサポートしていた高齢者が6日前にこの自宅で亡くなった。契約者は70代の男性、未婚で3か月前、末期がんと宣告されて森角さんの会社と契約した。葬儀にも立ち会う森角さん。棺におさめる思い出の品を探しに来た。すると封筒の中から札束が出てきた。70万円程の現金が見つかった。さらに銀行口座には多額の預金が。契約者は生前、遺言書を作り、全額寄付すると決めていた。こうしたサービスが広がる一方で、高額な利用料や財産をめぐるトラブルが急増。
