原子力発電にともなって出る「核のごみ」は、長期間、強い放射線を出し続けることから、地下300mより深くに埋めて、最終処分を行うことが法律で決まっていて、処分地の選定に向けた調査は、三段階で行われる。佐賀県の玄海町議会には、町内の3つの団体から第1段階の文献調査への応募を町に働きかけるよう求める請願が提出され、議会はきょう、特別委員会を開いて、請願を審査した。賛成多数で、請願は可決された。請願は、あすの本会議でも可決され、正式に採択される見込みだ。玄海町には、九州電力の玄海原発が立地しているが、原発が立地する自治体の議会が文献調査の受け入れを求める請願を採択すれば、初めてのことだ。
住所: 佐賀県東松浦郡玄海町今村字浅湖4112-1
URL: http://www.kyuden.co.jp/genkai_index
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