- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 近藤奈央 小野文明 大谷舞風
オープニング映像とあいさつ。
関係者によると、ホンダと日産自動車は持ち株会社を設立し、傘下にそれぞれの会社がぶら下がる形で経営統合する方向で協議を進めているという。EV電気自動車などの分野で海外の新興メーカーが先行する中、経営統合によって巨額の投資を分担しあうとともに両者の技術を用いることで競争力を高める狙いがあるものとみられる。ホンダと日産自動車は今年3月、車の電動化などの包括的な協業に向けて検討を始める覚書を結び、8月には次世代の車に欠かせない車載OSなどのソフトウエアの開発や部品の共通化を進めることで合意していたが、経営統合によってさらに連携を深めることを目指すとみられる。経営統合が実現すれば、世界有数の自動車メーカーが誕生することになる。
闇バイトによる犯罪は、指示役を検挙して実態解明につなげることや、次の犯行をいかに防ぐかが課題。政府は緊急の対策を決定し、その柱としたのが「仮装身分捜査」の早期の実施。警察庁が、「雇われたふり作戦」と名付けた捜査手法。SNS上の闇バイトに捜査員が架空の人物の運転免許証などを使って応募し、犯行グループに接触する。実はこれまでも捜査員であることを隠して闇バイトに応募する捜査は行われていたが、本人証明書の提示を求められることが多く検挙につながるケースはほとんどなかったという。運転免許証などの偽造は公文書偽造などの罪に問われるおそれがあるが、刑法には法令または正当な業務による行為は罰しないと規定されている。今回警察庁は、現在の法律の範囲内で対応が可能ではないかとして、闇バイトによる犯罪の捜査に限った運用にするなどして来年にも実施したい考え。似たような捜査手法では、現在薬物や銃器の取り引きに関する捜査でのみ行われている「おとり捜査」もあるが、本人証明書を偽造して提示することまでは行っていない。またおとり捜査では、例えば薬物の売買を働きかけて売人などが犯罪行為を行った段階で摘発するが、仮装身分捜査で目指すのは指示役との接触などで、犯罪行為を働きかけるわけではないとしている。専門家は、仮装身分捜査について一定の抑止力が期待できると理解を示す一方で、闇バイトの捜査に限定している適用範囲がなし崩し的に広がるおそれなど、課題は多いと指摘している。
日本の電力政策の骨格となるエネルギー基本計画。2040年度の発電量全体に占める各電源の割合は、再生可能エネルギーは4割から5割程度、火力は3割から4割程度、原子力は2割程度になるとしている。昨年度の再生可能エネルギーの割合は22.9%で、政府として再生可能エネルギーを後押しする姿勢を一段と明確にした形。また原子力発電の位置づけが大きく転換され、原子力を再生可能エネルギーとともに最大限活用していく方針が示された。東京電力福島第一原発の事故以降、一貫して盛り込まれてきた「可能なかぎり依存度を低減する」という文言は明記されなかった。AIの普及などを背景に今後電力需要が増えると見込まれる中、脱炭素と電力の安定供給の両立には原子力の活用が欠かせないと判断した形。また今回の素案では、原発の建て替えに関しても同じ原発の敷地内に限定せず、電力事業者が同じであれば別の原発の敷地内でも建て替えを容認する方針が明記された。適用されるケースとしては、九州電力が鹿児島県の川内原発で計画している3号機のケースが当てはまる。九州電力では佐賀県の玄海原発の1号機と2号機が廃炉になっている。川内原発が立地する薩摩川内市・田中良二市長は「現時点では原案であり、今後も引き続き、国の動向を注視してまいりたい」とするコメントを出した。
障害のある子どもや医療的なケアが必要な子どもを育てる親たちが会見を開いた。子が高校を卒業すると一部の福祉サービスの利用ができなくなり、仕事を続けることが難しいということで、育児と仕事の両立ができる環境の整備を訴えた。
経団連の次期会長に金融業界から初めて起用されることとなった日本生命の筒井義信会長が取材に応じ、十倉会長が進めてきた路線を引き継ぎたいとしたうえで、機関投資家として今までやってきた経験を生かしていきたいと考えていると抱負を述べた。
プロ野球巨人からFA(フリーエージェント)となっていた菅野智之投手が、オリオールズとの契約に合意した。35歳の菅野投手は、今シーズン、巨人で最多勝と最高勝率の2冠に輝き、3回目のMVPも受賞。このオフ、海外を含めたFAの権利を行使し、オリオールズが公式SNSで契約の合意を発表した。米国の複数のメディアによると、契約は1年で1300万ドル、日本円で約20億円と伝えている。米国東部のボルティモアに本拠地を置くオリオールズは、若手選手を育成して、昨シーズンは9年ぶりの地区優勝。今シーズンもヤンキースに次ぐ地区2位で、2年連続のプレーオフ進出を果たしたが、エース・ゴービンバーンズ投手がFAとなって移籍が有力視されているため、菅野投手には先発投手陣の一角を担う期待がかかる。
巨人は、ソフトバンクから国内に限ったFAの権利を行使したキャッチャーの甲斐拓也選手を獲得したと発表した。巨人は今シーズン3人のキャッチャー(岸田行倫選手、大城卓三選手、小林誠司選手)を併用して、4年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、キャッチャー出身・阿部慎之助監督は、より守備力を強化するため経験豊富な甲斐選手の獲得を希望していた。背番号は阿部監督が現役時代につけていた10を用意。日本を代表するキャッチャーが加入することで、チームのさらなる守備力アップが期待されている。
広島の新人選手の入団会見が行われ、ドラフト1位・佐々木泰選手が「球団を代表するような長距離砲になれるよう頑張りたい」と抱負を語った。思い切りのいいバッティングが魅力の佐々木選手の背番号は「10」。青山学院大からドラフト1位で入団した内野手で、大学トップレベルのパワーを誇る。プロの世界をスタートさせる広島県に来るのは初めてだという。
毎年2000〜2500人の15歳未満の子供が新たに小児がんと診断されている。愛媛県松山市で開かれた小児がんの啓発イベントで公演した松山赤十字病院小児科医・中村亮太は、幼いころに経験した小児がんの闘病生活を語った。中村は小学6年生の時に高熱や立ち眩みに襲われ、検査の結果急性白血病と分かった。中村は入院中に感じた辛い思いをメモに残していた。抗がん剤の副作用の影響で脱毛などが続き同級生から用紙をからかわれ不登校になったときもあったという。転機となったのは小児がん当事者同士が語り合うキャンプイベントだった。当事者である自分にしかできない医療を。小児科の医師となって9年、子どもの心に寄り添った声がけを大切にしている。中村は医療者として、そして当事者として子供たちに寄り添っていきたいという。
為替と株の値動きを伝えた。
米国・トランプ次期大統領は、SNSで、次の駐日大使に1期目のトランプ政権でポルトガル大使を務めた実業家のジョージグラスを起用すると発表。資金調達の面でも支えたとされている。
全国で結婚した人の数は戦後最も少なくなった生まれた子供の数も統計開始以来最も少なくなった。こうした中で岐阜県が始めた家庭留学という事業を紹介。結婚や育児の不安解消のために参加した大学生の沼田陸大。こども家庭庁の調査で自分が結婚しているイメージができないが2位。岐阜県子育て支援課・佐々木寿志係長は「インターネットで結婚や子育ての様々なイメージが飛び交っている中で、実際に皆さんの目で見ていただいてどうされるかご判断をいただきたい」とコメント。ライフデザイン教育と言われ力を入れる自治体も増えている。
南米ブラジルとアルゼンチンの国境にまたがるイグアスの滝。大雨による増水で閉鎖されていた遊歩道が再開して訪れた人たちが迫力のある光景を見ることができた。
米国・ニューヨークで高さ約13m、45万円余りの巨大サンタクロースが住宅の庭に出現。