- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵 大谷舞風
トランプ次期大統領はフロリダ州の自宅で通信大手・ソフトバンクグループの孫正義社長と記者会見し、ソフトバンクグループが米国に15兆円余りの投資を行い、少なくとも10万人の雇用を創出すると発表した。孫氏は2016年の大統領選挙後は500億ドルの投資を約束したことを踏まえ、今回2倍となったのは私の信頼の表れだと述べた。話を終えた後握手をし親密さをアピール。会見での質問で、石破首相が近いうちにと会談したいとしていることを聞かれたトランプ氏は、ぜひ会いたいと応答した。就任前の会談は、石破氏が望むならと回答。
経団連の十倉会長は来年5月で任期を終える予定で、関係者によると、後任として生命保険大手の日本生命の会長を務める筒井氏に就任を要請したという。筒井氏は兵庫県出身の70歳。2011年に日本生命の社長に就任し、2018年からは会長を務めている。去年、経団連の副会長に就任したほか、日本の脱炭素の取り組みを推進するためことし7月に業務を開始した、政府のGX推進機構の理事長も務めている。経団連の会長は、これまでほとんどが製造業の出身者だったが、筒井氏が会長に就任することになれば、金融業界から初めての起用となる。筒井氏は来年5月の経団連の総会を経て、正式に会長に就任する予定。
ソフトバンクグループの孫正義社長がトランプ次期大統領と会談したが、米国のIT大手もトランプ氏との距離を縮めている。米国のウォールストリートジャーナルは、マークザッカーバーグCEOのメタ、そしてジェフベゾス氏が創業したアマゾンは、トランプ氏の大統領就任式に向けた基金にそれぞれ100万ドル(1億5000万円)を寄付すると伝えている。これはトランプ氏と良い関係を築くのがねらい。1期目のトランプ政権時、IT業界はトランプ氏の移民政策に対して、海外から優秀な人材が確保できなくなると警戒していた。今回トランプ氏に近づこうとする背景には、AI開発の重要性が増していることにある。AIを巡っては、その危険性から米国でも規制の議論が進んでいる。IT企業にとっては成長分野なだけに、自分たちが不利な内容にならないようにしたいという思惑があるとみられる。トランプ氏詣での動きはこれからも続きそう。
日銀のマイナス金利解除や追加の利上げをきっかけに、多くの金融機関では貸出金利を引き上げている。収益につながる貸し出しを伸ばすためには、元手となる資金をより多く確保する必要があるが、そこで重要性を増しているのが預金。17年ぶりの金利ある世界で始まった競争の現場を取材した。メガバンクのみずほ銀行は、楽天グループとの連携で預金を獲得しようとしている。年間20兆円以上が買い物に利用されるというグループのカード会社と共同で、新たなクレジットカードの提供を始めた。引き落とし先として指定できるのは、みずほ銀行の口座のみ。新規入会者にポイントを付与するキャンペーンを実施している。口座を公共料金の引き落としなどの取り引きに使ってもらうことで、預金の獲得につなげるねらいがある。
メガバンク以外の銀行も預金集めを強化している。大手ネット証券グループ傘下のSBI新生銀行は、この秋からネット証券の口座を持つ顧客全員を対象に、普通預金の金利を0.3%に引き上げた。この銀行は、若い世代の獲得にも力を入れている。メガバンクをはじめ、現在は普通預金の金利を0.1%にしている所が多くなっている。取材を行った日、担当者は融資先の企業を訪問。28歳以下であれば誰でも普通預金の金利を0.3%にし、金利引き上げの対象を今月広げたことをアピールした。さらに、一度口座を作った顧客が離れないための戦略も立てている。増やしているのが、グループの証券会社との共同店舗。銀行の顧客から株式投資などの注文も受けて、グループ全体で囲い込みを進めるねらいがある。金利だけに頼らずに、顧客との関係を強化する戦略。金利のある世界になったことで、金融機関どうしの競争が活発になっている。日銀はあすから2日間の日程で、金融政策を決める会合を開く。今回、政策金利を引き上げるか、あるいは据え置くかが焦点で、金融機関は固唾をのんで見守ることになる。
外国債券の運用の失敗し来年3月までの1年間では、赤字幅が最大2兆円に拡大する可能性がある農林中央金庫について、国の有識者会議が取りまとめた改革案の内容が明らかになった。運用方針を決定する理事会に外部の専門家を加えられるよう、理事の兼業を禁止している今の法律を見直すことなどを提言している。兼業を可能にすることで、運用に詳しい外部の専門家に「社外取締役」のように理事会に加わってもらう狙いがある。
台湾の陸軍の訓練指揮部に、米国のトランプ前政権が売却した主力戦車の「エイブラムス」38両が16日、初めて到着した。120ミリ砲を搭載し、機動力にも優れているということで、台湾メディアは「来年に42両、再来年に28両が引き渡される」と伝えている。台湾としては、中国が軍事的な圧力を強める中、装備の近代化を進めて防衛力を強化するねらい。
着物の着付けの技術などを競うコンテストが大津市で開かれ、関西地方の着付け教室で学ぶ生徒など、およそ80人が競った。子どもの部では、6歳から小学6年生までの13人が舞台の上に一斉に上がって、ふだん習ったとおりに着物を整えた。
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- 大津(滋賀)
秋田市では高校生が模擬的に株式会社を設立し開発した商品の販売会が行われた。あきたこまちの米粉を使ったお菓子や秋田杉の香りをブレンドした入浴剤など、地域の特色を生かした商品が販売された。
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- 秋田(秋田)
長野県安曇野市の木工所では、餅つきに使う臼を作る作業が最盛期を迎えている。臼には、3年ほど自然乾燥させた樹齢100年から150年のケヤキが使われる。
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- 安曇野(長野)
年賀状の受け付けが始まり福岡市・福岡中央郵便局ではセレモニーが行われた。地元の保育園児たちが歌を歌う中、高校書道部の生徒が、来年のえとである「巳年」の字を書くパフォーマンスを披露。
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- 福岡中央郵便局
神奈川県平塚市にあるだるまの製造販売を行うだるま工房からリポート。来年創業160年を迎える歴史ある工房で製造の最盛期を迎えているのが「干支だるま」。来年は巳年。ヘビは金運上昇をはじめとした縁起のいい生き物ということで、ご利益のありそうな干支だるまになっている。干支だるま作りは夏ぐらいから下準備が始まり、秋以降、色付けの作業など最終の仕上げに追われていく。年が明けても干支だるま作りは続き、3000個を作る予定。
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- 平塚(神奈川)
為替と株の値動きを伝えた。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)
道路情報を伝えた。
関東の気象情報を伝えた。