いわゆる「核のごみ」最終処分場を巡り原発のある佐賀県玄海町の議会が第1段階の調査に当たる文献調査について本会議で受け入れを求める請願を採択した。「核のごみ」の文献調査受け入れの請願は、佐賀・玄海町の飲食業組合など3つの団体が産業振興の1つなどとして求めていた。玄海町議会の本会議では全議員が出席して、議決権のない議長を除いた賛成多数で採択された。受け入れの最終的な判断は町長に委ねられ5月中には決断するとしている。一方、佐賀県・山口知事は「新たな負担を受け入れる考えはない。国全体で考えるきっかけにしてほしい」などとしている。