7日、石破首相が自由民主党総裁職を辞任すると正式に表明した。このタイミングで辞任を決意した理由については米国関税措置の交渉に目途がついたこと、臨時総裁選の実施について意思確認が行われる前に決断することで自民党内の分断を避けるためと説明した。総裁選について、石破首相は出馬しないとしており、ポスト石破候補である小林元経済安保相が出馬する考えを示した。これに対し野党・立憲民主党野田代表は、政治空白が続くことで物価高対策が心配だと指摘し早急に臨時国会招集を要求する考え。国民民主党玉木代表は、新しい総理総裁のもとで政策が実現するか考えながら対応を決めていきたいとしている。