能登半島地震の被災地の珠洲市の小学校では七夕を前に児童と、グラウンドに建設された仮設住宅の住民たちが復興への願いを込めて短冊を飾りつけた。珠洲市立正院小学校にはグラウンドに能登半島地震のあと、80戸近くの仮設住宅が建設されていて住民たちは週に3回、交流イベントを開いている。およそ30人が集まり児童たちは地域の人を元気づけようと小学校の校歌などを披露したあと仮設住宅に住む人たちに作り方を教えてもらいながら、長寿を願う折り鶴と大漁の意味がある網飾りを作った。そして復興への願いを込めた短冊を笹に飾りつけていた。この七夕飾りはきょうから正院小学校など市内4か所に飾られるという。