輪島塗の箸職人・鮓井さんは先月、復興のために建設された仮設の工房で仕事を再開したばかりだった。しかし大雨で床上浸水し震災後に新調した輪島塗の道具がほとんど使えなくなった。大雨は集落での暮らしの再建にも影響を与えている。珠洲市内では大雨の後1744戸が断水。断水が再び始まったことで住民たちの心が折れるのではないかと懸念が広がっている。高齢者施設でも運営継続に不安が高まっている。輪島の高齢者施設では今回の大雨でも再び複数のスタッフが自宅に被害を受けるなど苦悩が続いている。
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