滋賀県・大津市。この地で伝統工芸品を守り続ける工房があるが、去年の暮れに外国人が訪ねてきた。作業場案内するのは木桶職人の中川さん。この道34年で、代表的な商品は水に強い高野槙 丸湯桶。一つ3万1900円で、椹 おひつ 三合は4万6200円。アメリカから来たマイカさんは自らも木工職人で、中川さんの技術を学びにきたというが、SNSでその作品を知った人たちが駆けつけてくるという。そこで中川さんは1日1万円のワークショップを開いている。木桶づくりでコップを作ることになった。カタコトの英語で作り方を教える。そのあと一日7時間ほどの作業を3日間続けた。中川さんは京都の木桶職人の3代目で、師匠でもある父の中川清司さんは人間国宝。木目を削り合わせて模様をつくるが、柾合わせという技法を開発した。また海外の展示会の積極的に参加する中川さん。小さな工房ながら年商は7000万円を超える。今回は世界で勝つ!日本の工芸を紹介。
