国の特別天然記念物、トキを自然に放すための訓練が、新潟県佐渡市できのう始まり、識別の足環を付けた10羽のトキが、野生に近い環境となる大型のケージの中に放された。訓練を始めたのは、新潟県の佐渡市や長岡市、それに石川県能美市などで飼育されてきた1歳の雄と雌、合わせて10羽。佐渡市の野生復帰ステーションで準備が行われた。環境省によると10羽のトキは飛行やエサ取りの力を高めた上で、5月下旬に放鳥予定。
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