滋賀・高島市の発酵おばあちゃんは、澤井キミ子さん。畑集落で作られる畑漬けの作り方を教えてもらう。まずは甘長唐辛子を使い、湯がいたら上げて冷ます。樽にお好みの野菜を投入し、甘長唐辛子・袋に入れた鷹の爪と赤紫蘇を加え塩をまぶす。ここに冷ました甘長唐辛子の茹で汁を入れる。寒の水とは1月から2月にくんだ水のことで、キミ子さんは7月から仕込む畑漬けのために保存している。畑漬けは発酵のスピードが早いのが特徴で、その理由は畑集落特有の寒暖差にある。厳しい環境でも生き抜く強い菌で作られた畑漬けを食べて、小雪はあとからピリピリするなどとコメントした。つくり手は少なくなっていて、この集落に6人ほどしかいないという。