遅い心拍、徐脈を紹介する。徐脈は1分間の心拍数が50回未満になる不整脈で心臓を動かす電気信号が一時的に発生しにくくなることで起きる。心拍数が下がるため血流も悪くなり体が酸素不足になる。めまい、息切れを起こすことがある。徐脈の主な原因は加齢。人は歳を取ると共に代謝や筋肉量が減少する。この状態に生活習慣病などのリスクが加わると恐ろしい病の引き金になることもある。劣化した心臓に生活習慣病などが原因で起こる動脈硬化が加わると血液循環が悪くなり心臓の機能が低下し心不全につながることがある。心不全は年間約10万人が命を落とす。