米国12月消費者物価指数は食品とエネルギー除くコア指数が減速したことをマーケットは好感。和キャピタル・村松一之さんは「これまでCPI(消費者物価指数)コアは前月比0.3%が4カ月連続で続いてきたが、0.2%に下がった。マーケットの注目度が高い住居費を除いたコアサービス・スーパーコアも0.1%に鈍化。財のインフレも0.1%に鈍化。財、サービスともにFRB(連邦準備制度理事会)が見ている見通しに沿って下がってきた。PPI(生産者物価指数)と合わせて、月末のPCE(個人消費支出)は2%の物価目標に向けて順調に下がっていく姿が確認できるのでは」などと述べた。インフレ再燃はなさそうとなるか?について「基調シナリオはそうだが、米国・ロサンゼルスの山火事などが住居費、保険などに影響を与え、ノイズになる形になることは見ておく必要がある」などと述べた。早期利下げは、ほぼほぼになっているかは微妙?について「まだ少しそこまでは」などと述べた。