衆議院予算委員会の集中審議でトリガー条項などを巡って論戦が交わされた。国民民主党・田中健氏はトリガー条項で補助金から減税へという流れを作って欲しいと訴えた。これに対し岸田首相は「業界にお金が行っているなどと言われないよう適切に運用していく」などと答えた。また、岸田首相が4年前に行ったアメリカ元下院議長との会談に旧統一教会関係者が同席していたという報道を巡って、共産党・塩川鉄也氏は「岸田政調会長とギングリッチ氏の面会も旧統一教会をアピールするイベントのひとつだったのでは」と追及。これに対し岸田首相は「記録等も確認したが誰が面会をセットしたか示すものはない。同席していたとしても全く承知していない、私が旧統一教会と何か関係があったという指摘はあたらない」などと答えた。また、岸田総理大臣は旧統一教会の関連団体との面談だと認識していた事実が明らかになった場合は総理大臣を辞めるかと問われ、”認識は間違いないということを説明することに尽きる”と述べた。他、憲法改正や国会改革などへの賛否を問うため衆院を解散すべきではと問われ具体的な方策については控えるなどと述べた。