3大会ぶりのメダル獲得へ。グループ2位で通過したなでしこジャパンは、準々決勝で宿敵アメリカ女子代表と対決した。今大会、最多得点を記録しているアメリカを相手に前半、日本は守りを固めてカウンターを狙う。試合は、スコアレスのまま後半へ。日本は一気に攻勢を強めてアメリカゴールに迫る。しかし、お互いに決め手を欠き、試合は延長線へ。ここで、日本はピンチを迎える。アメリカの決定期を守護神山下が、ファインセーブし、ピンチをしのいだ日本。しかし、右サイドでパスを受けたアメリカのロドマンが、ドリブルを仕掛けてゴールした。これが、決勝点になった。120分の激闘の末、日本はベスト8で大会を去った。