大学卒業の学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長が記者会見し、「大学に確認したところ除籍されていたことがわかった」と明らかにした。「自身が大学卒業の経歴を選挙中もみずから公表はしておらず、弁護士に確認したところ公職選挙法上問題ないという結論になった」と述べた。一方、市長から大学の卒業証書だとする書類を見せられたという市議会議長は「偽物だったことがわかった。市全体を混乱させた責任を取ってもらいたい」としている。今月7日の市議会の最終日に百条委員会設置と辞職勧告決議案提出を議会として検討していることを明らかにした。