江藤拓農林水産大臣の発言を巡る問題で、事の発端は18日に「コメは買ったはことはありません」「売るほどあります」などと述べたことだった。相次ぐ批判を受けて行った釈明も火に油を注いだ。宮崎弁だという釈明に、県民は方言ではないと批判的。4月末時点で備蓄米の流通状況はスーパー・外食などに届いた割合が10%程度にとどまったことがわかった。スーパーなど小売店に限ると届いた割合は7%程度の約1万5千トンで、国民が1日で食べるコメの量約2万トンより少ない。野党5党は江藤大臣の更新を求める方針で一致した。辞任が不可避の情勢で、きょうにも最終判断がくだされるとみられる。