健聴者の山崎敬祐さんは耳が聞こえない妻の志乃さんと手話でコミュニケーションを取っている。敬祐さんは過去のデフリンピックでバスケットボール男子代表のアシスタントコーチを務めていて、仲間とハンドサインやアイコンタクトでチームプレーを行うのが魅力だと感じているとのこと。結婚のきっかけもデフバスケで、監督と選手として出会ったそう。現在は2人とも一線から退いたが、新たなことに挑戦しようと4年前に大分・由布に移住して米づくりに取り組んでいるという。また志乃さんは学生時代に接客の仕事をしたかったそうで、おととし夫婦でカフェを開いたそう。障害を理由に夢を諦めなかったのはデフバスケの経験があったためだそうで、デフリンピックを見た人たちが障害を超えてつながることが今の願いなどと話した。
