茨城・守谷市にある「常総環境センター」。4つの市が共同で運営するごみ処理施設で、年間約6万5000トンのごみを受け入れている。この施設でいま異変が。約100トンの不燃ごみが処理されず山積みになっている。去年12月に発生した火災で不燃ごみの処理ができなくなった。火災の原因とみられているのが収集の対象ではないリチウムイオン電池が不燃ごみが混入していた。いまこうした火災などが相次いでいる。2023年度には2万件以上発生し、この5年間で倍増した。「常総環境センター」では不燃ごみの処理を県外の民間業者に委託。委託費や修繕工事にかかる費用は約40億円で修繕には2年以上かかる見通し。新たな脅威への対応を進めているのが東京・町田市。今週実証実験を始めた。
