大規模な山林火災で被災した今治の人たちの支援に役立てて欲しいと、能登半島地震の復興ボランティアに参加した高校生たちが、現地の団体から義援金を受け取り市に届けた。義援金を届けたのは、FC今治高校里山校の生徒たち5人。5人は春休みを利用して輪島市町野町を訪れ、現地で土砂のかき出しや炊き出し・祭りの屋台の手伝いなどのボランティアに参加した。期間中、今治市などで大規模な山林火災が発生したことを受け、能登半島地震のボランティア受け入れ団体から、今治の人たちの支援に役立ててほしいと、屋台の売り上げ金5万5500円を義援金として受け取ったという。今治市によると、山林火災の義援金はおとといの時点で4500万円余り寄せられていて、けがをした人や住宅などが被害を受けた人の支援に役立てることにしている。