今年9月に東京・杉並区で起きたマンション火災。深夜にモバイルバッテリーでスマホを充電していたところで発火したとみられる。7月には山手線の車内でモバイルバッテリーから出火。乗客5人がけがをして約10万人に影響が出た。リチウムイオン電池は使用し続けると劣化し、内部に可燃性のガスが溜まり、熱や衝撃が加わることでガスが発火する可能性がある。5月に埼玉・白岡で発生した本庁舎の火災では、出火原因は電源プラグの接触不良だったが、机の上に置かれていたリチウムイオン電池が発火したとみられる。本庁舎の改修には4年かかる見込み。行政サービスは別の建物で行われていて、図書館の学習スペースが総務課などの執務スペースとなっている。一部システムが復旧せず、来年1月末までパスポートが交付もできない。
