おととい発表された7月の訪日外国人観光客は2か月連続200万人以上で、新型コロナ感染拡大前の約8割まで回復した。これには中国からの団体旅行客は含まれていない。さらなる訪日外国人観光客の増加が見込まれる中、観光客の急増で地元住民の生活に影響を与える“オーバーツーリズム”が懸念されている。外国人観光客に人気の神奈川・鎌倉では路上飲食のマナー違反などが見られ、世界遺産・白川郷ではゴミのポイ捨てが問題になっている。中国からの団体旅行客が訪日する前から観光地ではオーバーツーリズムによるトラブルが続出しているが、この現象は中国国内でも社会問題になっているという。