先週8日に宮崎県で震度6弱を観測した地震で気象庁は初めて南海トラフ地震の臨時情報、巨大地震注意を出し地震への備えをあらためて呼び掛けてきた。このまま変化が見られなければ政府は発生から1週間となる今日午後5時に巨大地震注意の呼び掛けを終了する方針。この影響で高知県内の70の宿泊施設ではキャンセルした人数がおよそ9500人に上っていて、売上損失が1億300万円余りになっている。和歌山県の白良浜海水浴場は10日から閉鎖していたが今朝から遊泳が再開された。白浜町は再開を決めた理由を避難経路など安全確保の確認ができたためとしている。