今日61歳の誕生日を迎えられた皇后さま、文書で感想を寄せられる。「被災した方々が冬の厳しい寒さの中でどれほど多くの困難とご苦労を抱えながら、避難生活を送られていたか、想像するに余りあるものでした。被災された方々が安心して生活できる日が一日でも早く訪れるよう、復興が一歩一歩進んでいくことを心から願いました」。6月、陛下と共に英国を公式訪問。歓迎式典や馬車によるパレードなどの歓迎を受けられる。「チャールズ3世国王陛下には、御病気の御治療中にありながら、私たちを温かく迎えてくださり、深く心に残る滞在となりました」。オックスフォード大学を訪問されたことについて「名誉博士号を同大学から授与していただいたことも大変有り難いことでした。変わらぬ歴史の重みを感じるオックスフォード大学の中を歩くことができたことも大変うれしく、思い出深い滞在になりました」。愛子さまについて「各地で多くの方に大変温かく迎えていただいたことを、愛子も私たちも心から有り難く思っています」。「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら、できる限りの務めを果たしていくよう努力したいと思っております」とつづられた。