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「皇居三の丸尚蔵館」 のテレビ露出情報

テーマは「皇室伝来の名品、皇居三の丸尚蔵館」。これまで数回、皇居三の丸尚蔵館の貴重な作品を紹介してきたが、現在「公家の書」と題した国宝作品を含む貴重な書籍や、「皇室の美術振興」と銘打つ日本近代の絵画、彫刻、工芸が展示されている。今回、皇室ゆかりの品々を紹介。皇居三の丸尚蔵館学芸部調査・保存課研究員の山田千穂さんが案内。国宝・藤原定信「金沢本万葉集」を紹介。「万葉集」は奈良時代に成立した日本最古の歌集で、令和の元号も万葉集がもとになっている。「金沢本万葉集」の名前は金沢藩主・前田家の伝来に由来する。筆者は能書家として有名な藤原行成に始まる書の名門・世尊寺家5代目・藤原定信が奈良時代から数百年たった平安時代に書き写した。奈良時代の万葉仮名は片仮名や平仮名の元になった。その解読のため、天皇の命で国家プロジェクトが行われた。現在は別のページが公開中。伝藤原公任「古今和歌集賀歌三首(大色紙)」を紹介。国歌のもとになったといわれている和歌。「古今和歌集」は天皇の命で編纂された日本初の和歌集と言われている。この作品では変体仮名が書かれている。他にも天皇直筆の和歌が書かれた短冊から始まる「短冊帖『有明の月』」といった現代に残る貴重な書の数々が展示されている。
皇室ゆかりの日本近代の絵画を皇居三の丸尚蔵館副館長の朝賀浩さんが案内。荒木寛畝「孔雀図」を紹介。荒木寛畝は日本画の技法と洋画の要素を合わせ、写実的な花鳥画を得意とした。この作品は60歳の時に描かれ、第3回内国勧業博覧会で2等賞をとって宮内省が買い上げた。荒木寛畝にとっての代表作で畢生の一本。宮内省(当時)買い上げは画家にとって名誉なことで、その後も天皇や皇室の方々が作品を楽しまれたと考えられる。数年後、帝室技芸員に任命され、今でいう人間国宝のようなステージに評価された。児島虎次郎「なさけの庭」を紹介。児島虎次郎は岡山出身の洋画家で、人物画や風景画を色鮮やかに描くのを得意とした。岡山に設立された孤児院の様子が描かれている。東京で行われた勧業博覧会で1等賞をとり、当時の宮内省が買い上げて皇室に納めた。
住所: 東京都千代田区千代田1-1 皇居東御苑

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月4日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
今回の依頼人は鹿児島・伊佐市にある岡野土地開発代表の岡野文男さん。依頼品は「葛飾北斎の肉筆美人画」。葛飾北斎は1760年江戸・本所の生まれで、19歳で浮世絵師の勝川春章に弟子入り。春朗と号し、役者絵や黄表紙の挿絵を手掛けた。版元の蔦屋重三郎はその才能を見抜き、曲亭馬琴の挿絵を依頼した。35歳で琳派を継承すると俵屋宗理と名乗り、その頃書き始めたのが美人画。北斎[…続きを読む]

2024年10月29日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
皇居東御苑にある皇居三の丸尚蔵館は、皇室から国に寄贈された古代から近代までの貴重な美術工芸品の保存と公開を行っていて、今日から始まる展覧会では明治から昭和初期にかけて皇室が買い上げた絵画や工芸品など25点が公開される。このうち大正2年に開替えた明治天皇を追走する博覧会で天皇御愛玩の品として展示された1対の陶器の花瓶は明治天皇が生前宮殿内に飾っていたという。ま[…続きを読む]

2024年10月2日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
きょうのテーマは「皇室伝来の名品、皇居三の丸尚蔵館」。これまで番組では教科書でおなじみの国宝・狩野永徳「唐獅子図屏風」や歴史絵巻など国宝を含めた皇室伝来の貴重な作品の数々を紹介してきた。皇居三の丸尚蔵館副館長・朝賀浩さんが展覧会「花鳥風月水の情景月の風景」を案内。国宝の伊藤若冲「動植綵絵」を紹介。30幅に及び動物と植物をテーマに描いた。今までその作品とともに[…続きを読む]

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